2011年11月24日木曜日

[エッセイ] 残業地獄から脱却したくない若手社員には不要です―プログラミングを覚えるべき理由

今回は自分についての話です。

どんな流れで、ぼくがプチSE化したかをまとめてみました。

NTTフレッツ光


きっと似た境遇の人はたくさんいるはず!

雑務は若手の仕事だけど…
ぼくはまだまだ若手に分類される立場にいます。
きっとどんな会社で勤めていてもそうだと思いますが、
若手の業務は「雑務」に分類されるものが多いと思います。

例をあげるとキリないですが、
簡単だけど、手数がやたらとかかる作業、単純なルーティン作業などなど。
こうした業務は若手がいない部署だと、派遣さんが担当されていたりします。

はっきり簡潔に言ってしまえば、ほとんど付加価値のないbut手間だけがかかる仕事ばかりです。

まるでサラリーマンとしての洗礼を受けるかのように、山のようなどうでもいい業務に追われている人も
多いんじゃないでしょうか?
間違えずにもくもくと右と左の数値が一致しているか確認する(なぜか紙ベースで確認)とか
こっちのシートの数値をオートフィルタでソートして、あっちのシートにペーストして合計値計算とか
をぼくはやっていました。

どんな小さな仕事にも価値があって、それをダレることなくしっかりこなす精神を身につける
というのも、それはそれで大事なことです。
しょうもない作業をミスるせいで、足元をすくわれた経験を一度や二度は誰もがやってしまうでしょう。

だからって付加価値のない、少ない仕事ばっかりやっていたら
いつまでたっても大した人材にはなれません。
やだなぁ、なんでこんな作業で残業やってるんだろ?
と思いながら10時くらいまで残ってひたすらエクセルシートを加工していた時期が続きました。

こういう時期が続くと転職したくなるし、何か資格の勉強とかして違う環境に行きたいな
って考えてしまう。
せっかく入社したのに。


若手の雑務は先輩の思考停止の賜物
もったいないけど、今が嫌だから仕方ない。
でも、忙しいし転職活動用のサイトを覗いてみたけど、結構大変。
てか、スキルが特にあるわけじゃないから、新卒とバリューが全然変わらない第二新卒として活動するのはきつい。

そんで気付いたんです。自分の嫌な仕事を減らすには
・後輩に投げる (自分でやらない)
・納期を遅らせる(一日分の処理量を減らす)
しかない。

残念ですが後輩はすぐには入社してくれないし、納期を遅らせることもムリ。
仕方ないので、少しでも早く終わらせるように手を早く動かすしかありませんでした。

もう少し考えてみると、代々同じような思考の結果、当時のぼくがいるわけです。
みんなめんどくせーって思っていても、どうせ下が入ったら押し付ければばいいや♪
と考えているから、くだらない仕事が代々受け継がれていくわけです。

自分がやって嫌だと思うのを後輩になげつけるのはやっぱり嫌です。
若手はゴミ箱じゃないんです。

ということで、ショートカットキーを覚えまくりました。(ショーカット一覧
ということで、エクセル関数を覚えまくりました。
ということで、マクロ・VBA・VBScriptを覚えまくりました。

こうして今のぼくがいます。


こつこつとした効率化がチリツモで効いてきます。
今日も一本業務アプリをリリースしました。
くだらない毎日の手入力作業がボタン一発で終了です。
もう1個アプリを開発してますが、これが完成すれば部員全員の作業が短縮されます。

一人当たり1日5分の業務短縮でも、20人いれば年間で400時間の短縮です。
50営業日分の時間が新たに生まれます。
小さなことから自動化をすすめましょ!



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